就活中。自身の障害について伝える場合どうやって話したらいいの?

今回の相談

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ルネ様
(20代・精神障害(躁うつ病))

学生で就活中です。障害があるのですが、インターンや選考の面接で障害や配慮について伝えた方がよいかわかりません。またもし伝えるとしたらどのようなことを伝えるとよいのでしょうか。

回答まとめ

ルネ様、こんにちは。ご相談いただきありがとうございます。
就活中にご自身の障害について開示するのかについてお悩みなのですね。企業がどのような背景で知りたがっているのかについて回答します。

企業は入社後に活躍してもらえそうかどうかを面接で確認します

企業は面接を通じて、あなたが入社後に戦力として活躍できそうか、そしてその環境を企業が提供できそうかどうかを確認します。
そのため、障害の開示については、状況に応じて判断することが大切です。

ご自身の障害のことを開示せずとも活躍し貢献できると考える場合には、敢えて開示する必要はないかもしれません。
一方で、開示することが企業にとってもご自身にとっても活躍の可能性を広げると考えられる場合には、障害を自ら開示するという選択肢もあります。

その際には、応募企業に合わせた自身の強みや適応力をアピールしつつ、能力を発揮するために具体的なサポートが必要な場合にはご自身から明確に伝えることが重要です。
その内容に対する企業の反応は、企業とご自身の双方にとってこの企業で働いてよいかどうかの判断材料となります。

一般的に障害に関することで企業が知りたいのは以下の点です:
●障害についての状態(どのような障害で、何が原因となったのか)
●障害による特性(働く上で影響があること)
●障害に対する対処(自分で対処できること)
●環境を整えるにあたっての必要な配慮 (自身の対処以外に、障害に対して配慮してほしいこと・通院の頻度・服薬など)

面接に臨むにあたり、学生時代頑張ったことや自己PRと同様、事前に話す内容を準備するとよいでしょう。

重要なのは「企業の戦力になれること」を伝えること

企業にとって戦力となれることを理解してもらうためには、具体的な事例や成果を交えて説明することが重要です。
もしも企業との面接で障害について開示する場合、障害に対する対処についても具体的な例を挙げることが大切なポイントです。

企業で働いた経験がない新卒の就活の場合、これまでの学生生活やアルバイトなどでの経験をもとに事例や成果を挙げるとよいでしょう。
困難な状況や困りごとに対して、障害にまつわることも含め、どのように対処し成果をあげられてきたかについてを話します。
得られた成功体験や達成した目標を強調しながら伝えましょう。

一人で整理するのが難しかったら相談するのがおすすめ

一人で自分自身について整理することが難しいと感じたら、周りの誰かに相談するのがおすすめです。
自分の状況についてよく知っている友人や家族から見た自分について聞くことは、自分自身でも知らない新しい視点を得る機会になるかもしれません。

また、障害について開示したいもののどのように伝えたらよいか悩まれている場合には、知識が豊富な就活エージェントを利用してみるのも手です。
ご自分の障害について、どのように企業に伝えたらいいのかも相談できます。


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障害に対する配慮を受けられる求人の紹介や、企業に障害についての配慮の伝え方などのアドバイスを受けることができ、働きやすい環境で自分らしく働けるような就職先を探すことができます。

相談することで、自身の考えを整理し、面接でどのように障害について話すかをより明確にすることができます。他の人の経験や知識を活用することは、自分に最適な方法を見つける手助けにもなります。
困ったときは一人で抱え込まず、周囲のサポートを積極的に活用しましょう。

ルネ様、就職活動中は誰もが不安を感じるものです。でも、あなたの強みを活かし、必要な配慮を受けられる環境で働くことは十分に可能です。一緒に、あなたらしい働き方を実現していきましょう。応援しています!

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※あくまでお悩みに対する一般的な回答になりますのでご留意ください。

<監修>戸田重央

【プロフィール】株式会社ゼネラルパートナーズ 障がい者総合研究所所長。障害者専門の人材紹介として15年以上の経験とノウハウを活かし、国会の参考人招致、新聞へのコメント、最近ではNHKでオリパラ調査で取材を受ける。 聴覚障害関連で雑誌への寄稿、講演会への登壇も多数。

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