ちくわ様、こんにちは。ご相談いただきありがとうございます。
今すぐ働くことへのご不安があるのですね。働くまでの準備についてアドバイスできればと思います。

まずは体調を立て直すのが第一

退職後、離職期間が続くと不安や焦りの気持ちが出てくることがありますよね。ただ焦りや不安の気持ちが生じたこと自体は、再び働くことに対して意識が向き始めた証ともいえます。心身の不調の状態から、次のステップを考え始めたことは大きな一歩ともいえるでしょう。

ただし、焦りは禁物です。不安な気持ちから焦って転職活動を進めたり、就職先を決めて働き始めた結果、体調を再び崩してしまうこともあります。今の生活リズムが不安定であることを考えると、まずは生活リズムを取り戻しながら体調を整えていくことに集中しましょう。

その過程でも十分な休息を取り、リラックスできる時間を持ちながら焦らずに取り組むことが重要です。例えば、規則正しい睡眠習慣を身につけたり、軽い運動を日課に取り入れたりすることから始めてみるのもいいでしょう。

もし生活リズムが不規則なままだったり、体調の改善が実感できない場合は、専門家のサポートを受けることも検討してみてください。主治医の先生や心療内科、精神科の専門医に相談するのも一つの選択肢です。

働くための準備をしたい方には就労移行支援がおすすめ、自身にあうところを探そう

体調が少しずつ回復してきたら、「就労移行支援事業所」への通所がおすすめです。再び働くためのスキルや自信を取り戻すためのサポートを受けることができます。

就労移行支援と一言でいっても、全国にさまざまな事業所があります。雰囲気や研修内容のミスマッチを防ぐためにも、気になる事業所があれば、事前に見学や体験に行くことをおすすめします。人によって、精神障害などの特性への理解を進めるために通所していたり、まず外に出ることを目標として通所していたり、コミュニケーションの取り方の習得を目的として通所していたりと、さまざまです。

就労移行支援事業所の選び方のポイント

・ポイント① 自治体や専門機関に支援内容を相談する
地域の障害福祉課や就労支援センターなどに相談することで、自分に合った事業所について情報を得られるでしょう。

・ポイント② あなたが必要とするサポートを実施しているか
見学や体験通所などを通じて、支援体制が整っているかどうかを確認しましょう。

・ポイント③ あなたの症状や障害の対応状況はどうか
ちくわ様のうつ症状に対する理解があり、適切なサポート体制が整っているかを確認しましょう。

・ポイント④ 雰囲気や支援員との相性が合っているか
見学や体験通所をして、自分に合った環境かどうかを確認しましょう。

・ポイント⑤ プログラムの内容が充実しているか
生活リズムの改善や、コミュニケーションスキルの向上など、自分に合ったプログラムがあるか確認しましょう。

・ポイント⑥ 通いやすい距離・場所か
無理なく通える場所を選びましょう。
交通費は自治体によって一部もしくは全額補助制度がありますので、詳細は住民票がある自治体の障害福祉課に確認しましょう。

・ポイント⑦ 就職実績や定着実績があるか
実際の就職実績や、就職後のサポート体制についても確認しておくといいでしょう。

1つの例としてご紹介いたしますのでこちらもあわせてご確認ください。
→【卒業生インタビュー】atGPジョブトレが導いたスキル習得と転職、そして理想の未来へ

新しい環境でのスタートを切るための一歩として、ぜひ活用してみてください。

ちくわ様、一歩一歩着実に前に進んでいることを忘れないでくださいね。体調の回復と、将来の就労に向けての準備、どちらも大事です。焦らず、ゆっくりと自分のペースで進んでいってください。

一緒に、あなたらしい働き方を見つけていきましょう！応援しています！

※あくまでお悩みに対する一般的な回答になりますのでご留意ください。