ましゅまろ様
(40代/高次脳機能障害)
障害者雇用で転職が決まり、数年働いていますが業務自体が少なく手持ち無沙汰の時間が多い状況です。
ただデスクに座っているだけの時間が長く、時間を持て余しています。
長期就労のイメージが持てないのですが、どうすればよいでしょうか。
まずは「手持ち無沙汰のときは自分から声をかけることがビジネスマナー」と考えて動いてみてはいかがでしょうか。仕事を自分から探してみる、他にできることはないか、周りに声をかけるなどの積極的な姿勢が大切です。
よく「手持ち無沙汰だからパソコンに向かい合っている」という方もいますが、パソコンを見ていると周囲から見て忙しそうに見えることもあります。その場合、上長や同僚はあなたに仕事を任せにくくなるかもしれません。
次に、手持ち無沙汰な状況の理由を自己判断していませんか?実際に上長に相談し、どうすれば業務を任せてもらえるか確認しましょう。上長からのフィードバックやアドバイスをもとに、自分の業務の質や量を改善することができます。
<理由が自身の力不足による場合>
スキルアップの時間に使うのも1つの手です。自分が業務を任せられる存在になるようにしましょう。
たとえば
・自分の業務に関連するセミナーや研修に参加する
・自分の業務に関連する資格や検定を取得する
などの方法があります。さらに、自分の業務の改善点や解決策を上長に提案することで、自分の能力や意欲をアピールすることもできます。
<理由が体調不良(勤怠が安定しないこと)の場合>
まずは体調を安定させないと業務を任せられないこともあります。その場合は無理なく安定して通勤できる日数や方法を確立することを目標にしましょう。
たとえば
・医師の診断や指示に従う
・適切な休息や睡眠をとる、栄養や水分を摂る
・運動やリラクゼーションをする
などの方法があります。
<理由が季節要因の場合>
仕事内容によっては繁忙期・閑散期があったり、季節によって仕事量や忙しさに差が出たりすることもあります。今の手持無沙汰な状態がいつ頃に終わる予定なのか確認しましょう。
たとえば、
・年度末や年度始めに業務が集中する
・イベントやキャンペーンに関連する仕事が多い
・天候や気温に影響を受ける内容である
などの理由で一時的に手持無沙汰な状態になる場合があります。
しかし、それでも業務に余裕があることをプラスに捉えられない場合には、転職も選択肢のうちの1つです。とはいえ、業務がありすぎるのも問題ですし、障害受傷で昔はできたことができなくなることもあります。(主に中途受傷の方の多くがこのギャップに苦しまれます)就労支援センターなども活用しながら、「自分に適切な業務量」とはどの程度か自己理解を深めることで、長期就労するイメージを持てるようにしましょう。
そして求人票の内容だけで判断せず、面接などで「職場環境や一日の仕事の流れについての質問」や「配属予定現場の見学を希望」などもしていきましょう。
ましゅまろ様が長く安定して働くことができるお仕事と出会えることを願っています!
※あくまでお悩みに対する一般的な回答になりますのでご留意ください。
<監修>戸田重央
【プロフィール】株式会社ゼネラルパートナーズ 障がい者総合研究所所長。障害者専門の人材紹介として15年以上の経験とノウハウを活かし、国会の参考人招致、新聞へのコメント、最近ではNHKでオリパラ調査で取材を受ける。 聴覚障害関連で雑誌への寄稿、講演会への登壇も多数。
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