在宅勤務でできる仕事は、エンジニアなどのIT系の仕事しかないって本当?

今回の相談

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りおん様
(30代/自閉症スペクトラム障害(ASD))

障害者雇用で在宅ありの仕事ってIT系のエンジニアなどの仕事しかないんでしょうか。
他に在宅でできる仕事はありますか?あるとしたら必要なスキルはなんでしょうか?

回答まとめ

りおん様、こんにちは。
ご相談いただきありがとうございます。障害者雇用における在宅勤務の可能性について、お答えしたいと思います。

障害者雇用で在宅ありの仕事はIT系エンジニア以外にも多岐にわたる

障害者雇用で在宅勤務が可能な仕事は、IT系エンジニアだけではありません。実際には、様々な職種で在宅勤務の機会が増えています。特に需要が高いのは以下のような職種です。

カスタマーサポート

電話やチャット、メールでの顧客対応が主な業務です。製品やサービスに関する知識を身につけ、丁寧な対応ができれば、在宅でも十分に活躍できる職種です。

翻訳・通訳

語学力を活かせる仕事で、文書の翻訳やオンライン会議の通訳などを在宅で行うことができます。特定の分野の専門知識があると、より高度な仕事に挑戦できます。

一般事務(人事・総務など)

データ入力、書類作成、スケジュール管理などの業務は、在宅でも十分に遂行可能です。クラウドツールの活用により、チームでの協働作業もスムーズに行えます。

データ入力

正確さと集中力が求められる仕事ですが、自分のペースで進められるため、在宅勤務に適しています。

グラフィックデザイン

ロゴ、ウェブサイト、パンフレットなどのデザイン制作は、専用ソフトを使用して在宅で行えます。クライアントとのオンラインでのやり取りも一般的です。

オンラインマーケティング

SNS運用、コンテンツ制作、SEO対策など、デジタルマーケティングの多くの業務は在宅で実施可能です。市場動向やデジタルツールへの理解が求められます。

ライター・編集

ウェブコンテンツ、記事、レポートなどの執筆や編集作業は、在宅で行いやすい仕事の一つです。特定の分野に関する知識や文章構成力が重要になります。

これらの職種は、いずれもパソコンとインターネット環境があれば業務遂行が可能です。自閉症スペクトラム障害(ASD)の方の中には、集中力や細部への高い注意力を強みとされる方も多いとされており、強みを活かせる職種が見つかる可能性もあると思います。

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在宅での仕事に必要なスキル

在宅で仕事をするためには、いくつかの重要なスキルが必要です。

まず、リモートワークを円滑に進められるようなコミュニケーション能力は必須とされています。リモートワークでは、上司や同僚と直接顔を合わせる機会が少ないため、メールやチャットでの効果的なコミュニケーションが求められます。明確で簡潔な文章作成能力や、オンラインツールを使いこなす能力が重要になります。


また、専門知識やITリテラシーも重要です。特定のソフトウェアやツールを使いこなすことを求められる場合が多いです。例えば、基本的なパソコン操作スキルはもちろん、オフィスソフトの使用能力、オンライン会議ツールの操作、クラウドサービスの理解と活用などが挙げられます。


さらに、自己管理能力やタイムマネジメント能力も求められるスキルのひとつと言えるでしょう。在宅での仕事は、自分でスケジュールを管理し、効率的に業務を進める力が問われます。優先順位の付け方が重要になってきます。

まずはプロに相談してスキルの棚卸を一緒にしてみよう

在宅勤務に必要なスキルについて説明しましたが、これらを見て「ハードルが高そう…」と感じられたかもしれません。でもご安心ください。実は、普段の業務や日常生活の中で、既にこれらのスキルの多くを無意識のうちに使っている可能性があります。

例)
 メールの対応 → オンラインコミュニケーションスキル、文章作成力
 家計簿をつけている → 数字の管理、Excelの基本スキル など

ただ、自分では気づきにくいこともあるでしょう。そこで、キャリアカウンセラーなどのプロフェッショナルに相談し、一緒にスキルの棚卸しをすることをおすすめします。

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本回答がりおん様の参考になれば幸いです。

※あくまでお悩みに対する一般的な回答になりますのでご留意ください。

<監修>戸田重央

【プロフィール】株式会社ゼネラルパートナーズ 障がい者総合研究所所長。障害者専門の人材紹介として15年以上の経験とノウハウを活かし、国会の参考人招致、新聞へのコメント、最近ではNHKでオリパラ調査で取材を受ける。 聴覚障害関連で雑誌への寄稿、講演会への登壇も多数。

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