ノア様
(精神障害/30代)
転職回数が多くて、次の職場をすぐに見つけられるか不安です。
選考において、企業は「長期で安定して働けるかどうか」という観点から見ています。そのため、「転職回数が多い」ということはどうしても選考時の不安材料になってしまうでしょう。
中でも転職回数、離職期間の長さは企業も気になるところです。長期で安定して働いている実績がないことは選考にとって不利となり得ます。
しかし、それはあくまで1つの不安材料であって、転職が不可能というわけではありません。では、具体的にどうすれば選考通過を目指すことができるのでしょうか。
長く勤めている実績が少ない方が通過を目指すには、離職理由と現在のふりかえりが重要です。たとえば家族の介護など、やむをえない事情があった場合はその旨を伝えることが必要でしょう。
また、体調を崩した場合は同じ状態にならないために具体的な対策や工夫を考えたり、人間関係が原因の場合は「他責」にしていると誤解を与えないよう、客観的に伝えたりする必要があります。離職理由の伝え方について一つ具体例を挙げてみましょう。
たとえば同じ「パワハラが原因で体調を崩した」という離職理由でも、下記のように表現の仕方によって企業担当者の理解度が変わります。
「パワハラがあって体調を崩した」と表現した場合 |
企業担当者がパワハラの内容や頻度、どのように対処し体調を回復させたかなど、具体的な状況がわからないため、離職理由を理解できない |
「毎日12時間働かされる環境で業務が多かった。相談しても業務を調整してもらえなかった」と表現した場合 |
企業担当者に具体的な状況が伝わるため、離職理由を理解できる |
このように具体的に説明することに加え、「次の職場ではどのような働き方を希望しているか」「どのようにコミュニケーションを取りたいか」など、自分の希望や工夫も伝えると良いでしょう。
自身でふりかえるだけでなく、人と一緒にふりかえることも大切です。転職エージェントサービス「atGP エージェント」では、転職相談や面接対策で担当キャリアプランナーと一緒に企業への伝え方を考えることができます。
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転職回数が多いことは不利として捉えられることが多いですが、実際に働いてわかることもたくさんありますよね。
自身の経験や気づきを、あきらめずに企業の方に伝えていきましょう。応援しています!
※あくまでお悩みに対する一般的な回答になりますのでご留意ください。
<監修>戸田重央
【プロフィール】株式会社ゼネラルパートナーズ 障がい者総合研究所所長。障害者専門の人材紹介として15年以上の経験とノウハウを活かし、国会の参考人招致、新聞へのコメント、最近ではNHKでオリパラ調査で取材を受ける。 聴覚障害関連で雑誌への寄稿、講演会への登壇も多数。
この記事のカテゴリ: 精神障害(発達障害含む) キャリアアップ 就・転職活動
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