書類通過率アップ!ウェブ履歴書「健康管理」の書き方。双極性障害Ⅰ型/Ⅱ型(躁うつ病)の場合書類通過率アップ!ウェブ履歴書「健康管理」の書き方。双極性障害Ⅰ型/Ⅱ型(躁うつ病)の場合

障害とその対処法についてわかりやすく伝えることが最大のポイント

双極性障害Ⅰ型/Ⅱ型(躁うつ病)の方の転職活動では、「障害の特性」「どんな対処をしているか」を具体的に伝えることがポイントです。
企業に「自己管理しながら就業いただけそう」と認識され、選考通過率が高くなります。

このページでは、ポイントを押さえたWEB履歴書「健康管理」の書き方を項目ごとにご紹介します。

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①「通院目的」

次の入力サンプルをコピー&ペーストし、ご自身の文章に変えて使いましょう。

入力サンプル

【通院目的】
<薬処方と定期通院のため or カウンセリングのため>

【通院頻度・曜日・時間帯】
月〇回、〇曜日に通院しています。

【通院にあたり必要な配慮】
<半休(午前休もしくは午後休)をいただきます or 全休をいただきます or 就業時間外に通院しているので通院に伴う休暇は不要です>。
就業当初は医者からの勧めもあり、●週間に1度のカウンセリングのための通院を希望します。

②「勤怠状況」

次の入力サンプルをコピー&ペーストし、ご自身の文章に変えて使いましょう。
※任意項目ですが、記載をおすすめします。

入力サンプル:現職中、もしくは就労移行支援事業所利用中の場合

〇年〇月以降、週5日〇〇:〇〇~〇〇:〇〇で<欠勤 or 欠席>なく<就業 or 通所>しています。

入力サンプル:離職中、もしくは就労移行支援事業所を利用していない場合

前職では月に1回程度、お休みをいただくことがありましたが、
〇年〇月以降、症状はなく、主治医からもフルタイムの就業許可が出ています。

③「ストレス要因」

不調とその要因をセットで記載しましょう。
次の入力サンプルをコピー&ペーストし、ご自身の文章に変えて使いましょう。

入力サンプル

〇〇が要因で、〇〇の症状が見られます。

入力例

  • ・裁量をお任せいただくと、過度に集中しすぎる傾向があります。
  • ・過活動が●週間程度続くと、無意識のうちにストレスがたまり燃え尽きたようにやる気がなくなってしまった経験が過去にありました。

よくある「不調の要因」と「その結果起こる不調」例

■躁の場合
不調の要因
  • ・残業時間が月●時間以上になるなど、過活動になる
  • ・●●によって、ストレスがかかる
その結果起こる不調
  • ・高揚感を感じる
    ・気づいたら時間がたっている
    ・多弁になっている

■うつの場合
不調の要因
  • ・相談せずに抱えこむ
    ・10時間以上の残業
    ・休憩が取れない
    ・叱責を受ける
    ・責任が重い仕事を一人で任される
その結果起こる不調
  • ・頭痛
  • ・寝付きづらさ
  • ・めまい
  • ・肩こり
  • ・腹痛
  • ・まぶたの痙攣

④「ストレス要因への対処法方針」

次の2つの点で実施していることを書きましょう。複数ある場合は、箇条書きにすると見やすくなります。

  • ・体調維持のために普段から気を付けていること
  • ・不調を感じた時の対処法

次の入力サンプルをコピー&ペーストし、ご自身の文章に変えて使いましょう。

入力サンプル

  • ・服薬を欠かさないのはもちろんですが、上司・同僚や友人、主治医に状態を打ち明けて、ひとりで溜めこまないよう努めています。
  • ・また予兆が現れた際には、上司に報告した上で、業務量・残業時間の調整をするようにしています。
  • ・また生活リズムが崩れないように、規則正しい生活を日ごろから徹底することで状態を維持しています。

よくある「体調維持のために普段から気を付けていること」と「不調を感じた時の対処法」例

■体調維持のために普段から気を付けていること
  • ・適度な運動
  • ・生活リズムの維持
  • ・散歩
  • ・日記を付ける
  • ・服薬の徹底
  • ・障害について家族/上司等に周知
■不調を感じた時の対処法
躁の場合
  • ・必ず何時間おきに休息を入れるようにしている
  • ・日記を見返し、自分の状態を客観的に把握する
  • ・周囲に相談
うつの場合
  • ・2~3分程度の休憩
  • ・自席でのストレッチ
  • ・深呼吸
  • ・早めの就寝
  • ・頓服薬の服用
  • ・周囲に相談

いかがでしたでしょうか。
書類選考の通過率UPのためにも、ぜひWEB履歴書「健康管理」をアップデートしてみてください。

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