書類通過率アップ!ウェブ履歴書「障害情報」の書き方。知的障害の場合書類通過率アップ!ウェブ履歴書「障害情報」の書き方。知的障害の場合

障害とその対処法についてわかりやすく伝えることが最大のポイント

知的障害の方の転職活動では、「どのような障害なのか」「どのような配慮が必要か」を具体的に伝えることがポイントです。
企業は「どのような仕事を任せられるか」の判断がしやすくなるため、選考通過率が高くなります。

このページでは、ポイントを押さえたWEB履歴書「障害情報」の書き方をご紹介します。

「障害情報」の編集画面を開く >

「障害について」の書き方

①障害手帳の取得状況

ご自身の障害と、手帳の取得状況を選択しましょう。

②上記の障害の状況

次の入力サンプルをコピー&ペーストし、< >の部分をご自身の文章に変えて使いましょう。
※任意項目ですが、記載をおすすめします。

入力サンプル

【経緯】
〇歳の時に、〇〇がきっかけで知的障害と診断されました。

【苦手なこと】
・あいまいな指示の理解がむずかしい
・漢字の読み書き、計算
・どの順番で対応するべきか整理すること

【できること】
・簡単な製品の組み立てや清掃業務
・紙容器や段ボールなどの箱折り
・会社のルールを守って仕事に取り組むこと
※その他病気や障害がある場合
・知的障害の他に<てんかん・脳性まひ・心疾患・自閉症スペクトラム・ADHD・抑うつ状態・の他[ご自身で記載ください]>があります。
・主治医からは、〇〇(症状を記載ください)と言われています。

「障害への配慮」の書き方

③障害への配慮

障害上必要な配慮事項のみ選択するようにしましょう。
※配慮までは不要だが、何か希望がある場合は、該当項目を「不要」にチェックした上で、希望する理由とともに自由記述欄に記載しましょう。

④必要とされる配慮事項について、具体的にお聞かせください。

ポイントは次の2点です。

  1. 知的障害の特性に対して、業務上支障がでないように「工夫していること」「対処していること」を記載しましょう。
  2. その上で必要な配慮事項があれば、1~3個程度にとどめて記載しましょう。
    複数ある場合は、箇条書きでまとめましょう。

次の入力サンプルをコピー&ペーストし、< >の部分をご自身の文章に変えて使いましょう。
※任意項目ですが、記載をおすすめします。

入力サンプル

<〇〇〇>する際は、<〇〇〇>するようにしています。
そのため、配慮として<〇〇〇>を希望します。

このサンプルを使った入力例

業務の指示を受ける際は、メモを取りまとめるようにしています。
そのため、配慮として指示の際は「どれから対応すべきか」「いつまでに終わらせないといけないか」を示していただきたくことを希望します。

業務を行う際は、上司へ報告や質問をしっかりとするようにしています。
そのため、配慮として質問や相談を多めにさせていただきますが、ご対応いただけますようお願いいたします。

よくあるご質問

「配慮不要、と書くのが一番いいのでは?」

配慮が必要にも関わらず、「配慮不要」と伝えるのは逆効果です。

障害者雇用なので、企業は「配慮は必要なもの」という認識をしています。
「配慮不要」と書かれていると、企業は「嘘をついているのでは?」「自分の障害をきちんと理解できていないのでは?」と考え、書類選考で落とされる可能性が高くなります。
そのため、障害者雇用では、必要な配慮について明確に伝えることが重要なのです。

それでも配慮な不要だという場合は、「業務上の配慮はいらないのですが」と枕詞をつけた上で、あったらうれしい配慮を伝えるといいかと思います。

・業務上の配慮はいらないのですが、残業は〇時間以内にしていただけるとうれしいです。
・業務上の配慮はいらないのですが、念のため通院・服薬していることを知っていただけるとうれしいです。

いかがでしたでしょうか。
書類選考の通過率UPのためにも、ぜひWEB履歴書「障害情報」をアップデートしてみてください。

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