知的障害の方の転職活動では、「どのような障害なのか」と「どのような配慮が必要か」を具体的に伝えることがポイントです。
企業は「どのような仕事を任せられるか」の判断がしやすくなるため、選考通過率が高くなります。
このページでは、ポイントを押さえたWEB履歴書「障害情報」の書き方をご紹介します。
ご自身の障害と、手帳の取得状況を選択しましょう。
次の入力サンプルをコピー&ペーストし、< >の部分をご自身の文章に変えて使いましょう。
※任意項目ですが、記載をおすすめします。
【経緯】
〇歳の時に、〇〇がきっかけで知的障害と診断されました。
【苦手なこと】
・あいまいな指示の理解がむずかしい
・漢字の読み書き、計算
・どの順番で対応するべきか整理すること
【できること】
・簡単な製品の組み立てや清掃業務
・紙容器や段ボールなどの箱折り
・会社のルールを守って仕事に取り組むこと
※その他病気や障害がある場合
・知的障害の他に<てんかん・脳性まひ・心疾患・自閉症スペクトラム・ADHD・抑うつ状態・の他[ご自身で記載ください]>があります。
・主治医からは、〇〇(症状を記載ください)と言われています。
障害上必要な配慮事項のみ選択するようにしましょう。
※配慮までは不要だが、何か希望がある場合は、該当項目を「不要」にチェックした上で、希望する理由とともに自由記述欄に記載しましょう。
ポイントは次の2点です。
次の入力サンプルをコピー&ペーストし、< >の部分をご自身の文章に変えて使いましょう。
※任意項目ですが、記載をおすすめします。
業務の指示を受ける際は、メモを取りまとめるようにしています。
そのため、配慮として指示の際は「どれから対応すべきか」「いつまでに終わらせないといけないか」を示していただきたくことを希望します。
業務を行う際は、上司へ報告や質問をしっかりとするようにしています。
そのため、配慮として質問や相談を多めにさせていただきますが、ご対応いただけますようお願いいたします。
配慮が必要にも関わらず、「配慮不要」と伝えるのは逆効果です。
障害者雇用なので、企業は「配慮は必要なもの」という認識をしています。
「配慮不要」と書かれていると、企業は「嘘をついているのでは?」「自分の障害をきちんと理解できていないのでは?」と考え、書類選考で落とされる可能性が高くなります。
そのため、障害者雇用では、必要な配慮について明確に伝えることが重要なのです。
それでも配慮な不要だという場合は、「業務上の配慮はいらないのですが」と枕詞をつけた上で、あったらうれしい配慮を伝えるといいかと思います。
・業務上の配慮はいらないのですが、残業は〇時間以内にしていただけるとうれしいです。
・業務上の配慮はいらないのですが、念のため通院・服薬していることを知っていただけるとうれしいです。
いかがでしたでしょうか。
書類選考の通過率UPのためにも、ぜひWEB履歴書「障害情報」をアップデートしてみてください。
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