うつ病・統合失調症・適応障害・不安障害・その他の精神障害の方の転職活動では、「障害の特性」と「どんな対処をしているか」を具体的に伝えることがポイントです。
企業に「自分で体調管理しながら就業いただけそう」と認識され、選考通過率が高くなります。
このページでは、ポイントを押さえたWEB履歴書「障害情報」の書き方をご紹介します。
ご自身の障害と、手帳の取得状況を選択しましょう。
次の入力サンプルをコピー&ペーストし、ご自身の文章に変えて使いましょう。
※任意項目ですが、記載をおすすめします。
【診断名】
うつ病
【障害を受傷した経緯】
・●年●月、●●によって発症しました。
・当時の症状は●●があり、病院を受診したところ●年●月に●●の診断がおりました。
・のちに、●年●月に●●に診断名が変わっています。
【現状】
●年●月以降、<症状はなく or ◯◯の症状がありますが>、<主治医からもフルタイムの就業許可が出ています or 勤務可能な範囲です>。
【できないこと/できること】
発症前に比べると、やや記憶力の低下があり、口頭での指示の際メモを取るようにしています。
※障害上できないことや制限があれば、記載しましょう。
障害上必要な配慮事項のみ選択するようにしましょう。
※配慮までは不要だが、何か希望がある場合は、該当項目を「不要」にチェックした上で、希望する理由とともに自由記述欄に記載しましょう。
必要な配慮がある場合は、配慮事項を3~4個程度にとどめ、箇条書きでまとめると見やすいです。
配慮が必要にも関わらず、「配慮不要」と伝えるのは逆効果です。
障害者雇用なので、企業は「配慮は必要なもの」という認識をしています。
「配慮不要」と書かれていると、企業は「嘘をついているのでは?」「自分の障害をきちんと理解できていないのでは?」と考え、書類選考で落とされる可能性が高くなります。
そのため、障害者雇用では、必要な配慮について明確に伝えることが重要なのです。
それでも配慮な不要だという場合は、「業務上の配慮はいらないのですが」と枕詞をつけた上で、あったらうれしい配慮を伝えるといいかと思います。
・業務上の配慮はいらないのですが、残業は〇時間以内にしていただけるとうれしいです。
・業務上の配慮はいらないのですが、念のため通院・服薬していることを知っていただけるとうれしいです。
いかがでしたでしょうか。
書類選考の通過率UPのためにも、ぜひWEB履歴書「障害情報」をアップデートしてみてください。
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