書類通過率アップ!ウェブ履歴書「障害情報」の書き方。双極性障害Ⅰ型/Ⅱ型(躁うつ病)の場合書類通過率アップ!ウェブ履歴書「障害情報」の書き方。双極性障害Ⅰ型/Ⅱ型(躁うつ病)の場合

障害とその対処法についてわかりやすく伝えることが最大のポイント

双極性障害Ⅰ型/Ⅱ型(躁うつ病)の方の転職活動では、「障害の特性」「どんな対処をしているか」を具体的に伝えることがポイントです。
企業に「自分で体調管理しながら就業いただけそう」と認識され、選考通過率が高くなります。

このページでは、ポイントを押さえたWEB履歴書「障害情報」の書き方をご紹介します。

「障害情報」の編集画面を開く >

「障害について」の書き方

①障害手帳の取得状況

ご自身の障害と、手帳の取得状況を選択しましょう。

②上記の障害の状況

次の入力サンプルをコピー&ペーストし、ご自身の文章に変えて使いましょう。
※任意項目ですが、記載をおすすめします。

入力サンプル

【診断名】
双極性障害<Ⅰ型・Ⅱ型>

【障害を受傷した経緯】
・●年●月、●●によって発症しました。
・当時の症状は●●があり、病院を受診したところ●年●月に●●の診断がおりました。
のちに、●年●月に●●に診断名が変わっています。
・●年●月、●●によって症状が安定していきました。

【現状】
●年●月以降、<症状はなく or 症状は●●がありますが>、主治医からもフルタイムの就業許可が出ています。

「障害への配慮」の書き方

③障害への配慮

障害上必要な配慮事項のみ選択するようにしましょう。
※配慮までは不要だが、何か希望がある場合は、該当項目を「不要」にチェックした上で、希望する理由とともに自由記述欄に記載しましょう。

④必要とされる配慮事項について、具体的にお聞かせください。

必要な配慮がある場合は、配慮事項を3~4個程度にとどめ、箇条書きでまとめると見やすいです。

よくある配慮例

  • ・残業は月●時間程度までにご配慮ください。(ただし、繁忙期には1~2時間程度なら対応可能です。)
  • ・月1回、10分程度面談の機会を設けていただけますと幸いです。
  • ・入社後●か月までは、6時間程度の短時間勤務のご相談をさせていただけると幸いです。
  • ・電話応対は内線対応までにとどめていただけますと幸いです。
  • ・そう転の兆候として●●があります。自身で気づかない場合もあるため、声掛けをいただき、業務量を調整いただきたいです。
  • ・過活動がそう転のきっかけになることがあるので、残業は月●時間までに抑えていただきたいです。
  • ・ストレス度合いにより症状が現れやすいため、定期面談で現状報告の機会をいただきたいです。
  • ・薬の副作用で眠気が出やすいので、休憩を取らせていただきたいです。(例:1時間に1回)

よくあるご質問

「配慮不要、と書くのが一番いいのでは?」

配慮が必要にも関わらず、「配慮不要」と伝えるのは逆効果です。

障害者雇用なので、企業は「配慮は必要なもの」という認識をしています。
「配慮不要」と書かれていると、企業は「嘘をついているのでは?」「自分の障害をきちんと理解できていないのでは?」と考え、書類選考で落とされる可能性が高くなります。
そのため、障害者雇用では、必要な配慮について明確に伝えることが重要なのです。

それでも配慮な不要だという場合は、「業務上の配慮はいらないのですが」と枕詞をつけた上で、あったらうれしい配慮を伝えるといいかと思います。

・業務上の配慮はいらないのですが、残業は〇時間以内にしていただけるとうれしいです。
・業務上の配慮はいらないのですが、念のため通院・服薬していることを知っていただけるとうれしいです。

いかがでしたでしょうか。
書類選考の通過率UPのためにも、ぜひWEB履歴書「障害情報」をアップデートしてみてください。

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