今、これを読んでいる方の中には、PCスキルがあまり自信がない・今までコミュニケーションでの悩みを、持っている方がいると思います。
新しいことに挑戦するのは、大変だと思いますが、その勇気を出すことで自分を変えるきっかけになると思います。
私は、生まれつき聴覚障害を持っています。
専門学校を卒業後、仕事していくうえで障害を持った自分はどこまで成長していくのかという興味を持ち始めました。しかし、成長していくうえで上司とのやりとりが上手くいかず、今までと全く違った仕事に就きたいと思っても、自分が持っているスキルを活かすものがなく、どうしたらいいのか悩みました。
退職後、他の場所に就職しましたが、ここでも同じことの繰り返しで「もっと自分の可能性を見つけたい」という思いが強くなっていきました。
そして、自分が持っているスキルとは全く違うことを挑戦したいと思い、その前職も辞めて、何か方法はないかと探していくうちに、atGPジョブトレ大手町の存在を知りました。
①PCスキルについて
通所するまでは、PCスキルが全くなく、タイピングも出来ませんでした。
ですが、atGPジョブトレ大手町に通い、PCスキルの向上に挑戦することで、自習時間にはタイピング練習をし、さらに、Excel・Word・PPTの基礎的なスキルを学ぶ機会もあり、メキメキとPCスキルがアップしていることに自覚できるようになりました。
②コミュニケーションスキルを高めることが出来る場所
事業所内では自分と同じ聴覚障害者がいますが、その人たちとのコミュニケーションをとる場面がたくさんあります。
その人にとって、最もコミュニケーションを取りやすい方法が異なります。
なので、その人に合ったコミュニケーション方法を探り、そのコミュニケーション方法を取るように、意識しました。
同時に、健聴者とのコミュニケーションでは、相手によって、声が聞こえやすい方とは口話で話す、聞き取りにくい方とはPCのチャット機能や筆談で話すなど、状況や相手に応じたコミュニケーション方法を知ることが出来ました。チャット機能を使ったコミュニケーションは初めてだったので、それによって、新たな発見もあり、自分なりのコミュニケーションスキルを高めることが出来る場所かと思います。
③上記の2つの経験をしたことで・・・
「出来ることと出来ないことを判断する前に、一回はやってみる」という精神を持つようになりました。
前はこんなことは思っていなく、やる前から「出来ない事は出来ない、出来るのは多分これだろう・・・」と思っていました。
ですが、様々な壁にぶつかり、スタッフさんと交流を深め、自分を見つめ直した時にポジティブな発想がどんどん広がりました。
現在では、まだまだなところもありますが、入った当時に比べて、自力でPC基礎的なスキルを持てたことやコミュニケーションスキルを活用する幅が広がり、喜びや楽しみを感じています。
この文章を読んでいるということは、過去の失敗を繰り返し、自分に自信を持てなくなっている方、初めての就職で、自己理解が不足して不安を抱えている方がいるでしょう。
私もそうでした。
さらに、聴覚障害者=手話を使わなければならないという定義は、ここにはないです。口話だけしかできない方、筆談中心の方、筆談と手話だけしか使えない方など、いろんな方がいます。
でも、スタッフさんや利用者の方は、皆優しく、あなたのことを温かく迎えてくれるでしょう。
就職や事業所に通所する日常を過ごすということも大事ですが、まずは自分なりの決断によって、この先の生活が大きく変わります。
「出来ることと出来ないことを判断する前に、一回はやってみる」
この一歩は、とても大変ですが、勇気をもって踏み込んでみませんか?
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