atGPジョブトレでは企業の担当者の方々をお招きし、利用者様の様子を知っていただく「事業所見学会」を定期的に開催しております。
利用者様から日々のトレーニングの成果を発表したり、参加者の皆様と一緒に合同研修を体験したりと、事業所の様子を詳しくご見学いただける機会となっております。これをきっかけに、就職に結びつくこともあります。
5月下旬に、atGPジョブトレ大手町にて「発達障害コース」の事業所見学会を行いました。企業6社、支援団体3団体、計12名の皆様にご参加いただきました。
今回の事業所見学会では、「働く理由」をテーマに、企業様も一緒に参加する形で、自己探究研修を実施。企業様より「実際に自分が研修に参加する機会はなかったので、大変面白かった」との声を多数いただきました。
その内容とは...?これから詳しく説明していきます。
ジョブトレの目指す「自分らしく生きる」とは、自分のもつ価値観や感覚を大事にしながら、社会とうまく付き合っていく生き方です。
一般的な価値観や感覚を無視して思うがままに生きることでも、自分と異なる価値観や感覚に無理やり合わせることでもありません。
「自分らしさ」を大事にしながら「自分らしく生きる」ことを、利用者様が実現することを目指し、自己探究研修を行っています。
そこで、ジョブトレの自己探究研修では、主に対話を行います。
対話する中で、自分と他者の違いを知り、自分についての輪郭を掴んでいきます。
これが、atGPジョブトレ独自の自己探究研修です。
皆さんの「働く理由」は何ですか?
今回は、企業の担当者の皆さまと一緒に自己探究研修を行い、自分自身に対する新たな気づきを得ることを、体験していただきました。
今回はショートバージョンとして、2つの個人ワークとディスカッションを実施しました。
まず、個人ワーク①では、「あなたにとって重要な価値観は何か」を知るために、提示された項目に優先順位をつけ、続いてディスカッションにて共有しました。
※ハンドルネームで記載
次に、個人ワーク②では、ワーク①で確認した自分にとって大事な軸となる価値観も踏まえつつ、就労移行支援事業所に来た目的である就労する大元の動機である「働く理由」について考えていただきました。
また、「その価値の大きさ」を円グラフにして可視化をし、ディスカッションにて共有しました。
このワーク②では、改めて働く理由を確認することで、今取り組んでいることの意味の再確認を促す狙いもあります。
※ハンドルネームで記載
このように、仕事に対する価値観は千差万別で、良し悪しはありません。
自分の仕事観に合った就業先を選択することで、長く安定的に働くことができ、幸せな就業を実現できます。
今回の企業様参加型自己探究研修に参加された利用者様、企業様から感想をいただきました。
・「何のために働くのか」と、改めて考えると難しかった。
・同じ価値観を持っていても、その背景は人それぞれだと分かった。
・グループ内で似た価値観を持っている人が多かった。
・自分と同じような意見の人がいて安心した。
・価値観は十人十色でそれぞれ異なる。
・価値観のワークが素晴らしかった。働く上で重要な項目が入っており、円グラフにして可視化できていることもよかった。
・話している人がみんな生き生きしていて、「自分の考えを持つ」ことの大切さを感じた。
・利用者様の個性が伝わる研修だった。
・大手町事業所の雰囲気や特徴等のカラーが出る研修だった。
・緊張感より親近感で満ちた場となり、和やかな交流の機会が持てた。同じ目線での交流ができた。
事業所見学会にご参加くださった企業の担当者の皆さまから、障害者雇用の取り組みや実際の就労環境等について、企業説明をいただきました。
障害者雇用からキャリアアップを目指せる、障害種別にこだわらず採用を考えている、実習制度が充実している等、それぞれの企業様が障害のある方々の雇用をそれぞれの形で推し進めていくことを目指されていらっしゃいます。
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