現在の社会では9人に1人は何かしらの障害や難病があると言われています。
atGPジョブトレと、難病の方の就労について定期的に情報交換をしているNPO法人 両育わーるど様。
両育わーるど様は、障害や難病を越え、互いに学び合い、誰もが自らの望むように生きられる社会の実現をビジョンに掲げ、当事者を含め大勢を対象とした取り組み(知らない を知る/THINK UNIVERSAL)と当事者向けの取り組み(社会参加をもっと身近に/THINK POSSIBILITY)の2つの事業を展開し様々な活動をされています。
筋ジストロフィーは5003人に1人、自閉症は100人に1人の障害
障害や難病の理解啓発のポスターを制作されています
(NPO法人両育わーるどのサイトより)
(障害概要・数値の出典元:e-ヘルスネット(厚生労働省)
[2016年10月21日参照]
11月末に両育わーるど様がatGPジョブトレの運営会社である株式会社ゼネラルパートナーズのスタッフ向けにワークショップを開催くださいました。
ワークショップのタイトルは「THINK DIVERSITY~知らない を想像する~」。
難病のある方の就労について想像し、相互理解を深めるワークショップです。
ワークショップの流れは以下の通りです。
1.実際の難病当事者の方の簡単な情報を見て「働く」ためにどんな不安があるのか、また、どんな支援をしてほしいのかを想像します。
グループA・B・Cに分かれ、各チームの難病の方の不安やできる支援を話し合いました。
不安:
・病気を理解してくれているか
・どんな風にみられているか
・納期に対応できるのか
・無理して働いてしまい働き続けることはできるのか
企業ができる働きかけ:
・日常の声掛けを行い、対話する
・感謝の気持ちを伝える
・余裕のある納期を設定
・体調の確認をする
そしてご本人が加わって答え合わせ。
ご本人は、体調の波で納期に間に合わないのではないかといった不安や周りの人が自分をどのように思っているのかといった不安を抱えていました。
してほしい働きかけとしては、たくさんコミュニケーションしてほしいといった意見とともに、ご本人たちも自分の症状などを記した資料をまとめ、自分のことを伝えるために努力されているとのことでした。
2024年4月現在の指定難病は341疾病*となっています。
そのすべての難病を細かく理解しようとするのは不可能ですが、日々声をかけ、気軽に相談しやすい安心できる職場づくりを心掛けることは可能です。
ワークショップを通して、特別なことは必要なく、コミュニケーションを増やしていけば働きやすい環境は実現可能であることを学ぶことができました。
*難病情報センター HP
https://www.nanbyou.or.jp/entry/5346
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atGPジョブトレお茶の水「難病コース」Instagram:https://www.instagram.com/gp_ochanomizu/
この記事のカテゴリ: 障害者雇用 研修・支援内容 難病 atGPジョブトレお茶の水
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