社会に出て、事務職として正社員で働いた際、突発音や打発音に対して私だけひどく辛く耐えられないといった反応があったり、環境の変化についていけず過眠症の症状が出たりしました。
離職後、派遣社員やアルバイトなど、転々と職を変え働いていました。
派遣のお仕事で、話し言葉での研修があった際、私だけが理解ができず、4日で辞めてしまったことがありました。
その他、納期に間に合わず叱責された、言葉の理解がそのままの意味でしか理解できないことがあり叱責された、遅刻ぎりぎりで出勤していたなどがありました。
また、衝動的にカフェオーナーになりたいと思い、カフェスクールに通いましたがマルチタスクが苦手なため、飲食業は不向きと思い知りました。
それらの事から精神科を受診したところ、発達障害と診断されました。
今後まだ長い人生を生きていくために、長く安定して働きたいと思い、障害者としてオープンで働くことを考え始めました。
いくつかの障害者就労支援サービスやハローワークを利用して個人で就職活動をしていましたが、すべて書類審査で落ちてしまいました。
いずれの施設も、応募書類は良くできていると、お墨付きをいただいていた結果でした。
そんな中、『就労支援移行施設の合同説明会』が開催されることを知り、参加してみました。
ハローワークや就労支援施設で参加した旨伝えると、「移行支援施設を利用している人を対象とした求人が多いのが実情」と聞き、通所を考えました。
実際に通える範囲の施設をいくつか見学をした中、atGPジョブトレ秋葉原第2だけは
また、見学をしたのが2月だったのですが、通所されている方が少ない状態について職員の方にたずねると、「就職が次々と決まったので、今通っている方は少ないんです。多いときもありますが、就職が決まるので、定員に満たないこともあります。」とのことでした。
通所に片道1時間30分かかりますが、"一番就職につながりやすそう""雰囲気が良い"ことからまずは体験通所をし、結果、本通所となりました。
発達障害者は、コミュニケーションを取ることが苦手といわれていることからだと思いますが、プログラムにはグループワークを行うものがたくさんありました。
その中でとても印象的だったのは、人と話すことに対してとても緊張していた方が、通所をしていくうちに表情も明るくなり、ある程度話せるようになったことです。
その他、年齢も個々の特性もさまざまな人たちとプログラムに取り組むことで、得意不得意の部分でお互いを補い合うことなど、とても良い経験をすることができたと思います。
また、フィードバックをする際、"否定をしない"といった決まりごとがあり、個々の良い部分を伝えることによってそれぞれが自信につながり、自己肯定感を高めることになったと思います。
"マイナスな事をプラスな事に言い換える"といった内容がプログラムにありましたが、その事は応募書類や面接に限らず、コミュニケーションのとり方にも役立つと思いました。
本通所開始から3ヶ月目で応募書類を数社に送ったところ、早々に2社から面接の連絡をいただき、最初に面接を受けた会社から2次面接の連絡、そしてあれよあれよという間に、その会社から内定をいただきました。
直近の仕事から1年以上のブランクができてしまい、働くことの勘が鈍っていましたが、安定して通所をし、プログラムを受けていくことで勘を取り戻すことができました。
職場の疑似体験ができたこと、自分のこと、発達障害の特性のことなどを学ぶ機会を得たこと、そして就職活動のサポートをいただけたことにより、無事内定をいただくことができました。
職員の皆様、通所をされている皆様、大変お世話になりました。
ありがとうございます。
OBOG会で、お会いできることを楽しみにしています!
atGPジョブトレ 公式HP :https://www.atgp.jp/training/
お問い合わせ・見学・相談:https://www.atgp.jp/training/inquiry
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