筑波大学附属聴覚特別支援学校様にて、出張セミナーを行いました

はじめに

筑波大学附属聴覚特別支援学校様より出張セミナーのご依頼をいただき、「聴覚障害に特化した就労移行支援とは?」「就職に向けて家庭で出来る支援・心構え」などのテーマについて、卒業生の皆様、在校生の保護者の皆様総勢33名様にご参加いただき、お話をさせていただきました。

 

今回、ご依頼いただいたセミナーの目的は

①聴覚障害のある方や聴覚障害のある方を採用する企業の困りごとを知る

②安定就労に向けて大切なポイントを知る

③就職後に利用できる福祉制度を知る

④家庭で出来る就労準備を知る

の4点です。

 

 

このジョブトレブログでは、今回行った講演内容のうち、「④家庭で出来る就労準備」について、ご紹介します!

家庭で出来る就労準備

報連相(=報告・連絡・相談)は、どの職場のどの職種でも求められる必要なスキルです。

そこで、家庭内での出来事で、報連相の練習をしてみましょう!

例えば、

・家に帰る際、いまどこにいて、何時頃に帰宅できるかを連絡・報告

・洗濯をする前に、洗濯物の確認、洗濯方法の相談

・保護者向けの書類を渡す際に、要約した内容を添えて報告

など、それぞれの状況では、相手に伝える情報が異なりますよね。

相手の立場に立って、何の情報を知らないか、また何の情報を知りたいかを考えることが大切です。

このように「自分から発信して、相手に伝える」方法(=報連相)を、家庭内で練習することができます。

質疑応答では…?

当日のセミナー終了後、ご参加いただいた皆さまからたくさんの質問をいただきました。

 

<企業について>

ろう者を雇う上で、企業が困っている具体的な点とは?

安定就労するにはどういう企業だと良いか?

 

<コミュニケーションや関わりについて>

ろう者特有のコミュニケーション上の課題とは?

聞こえない人も聞こえる人も頑張らねばいけないのでは?

手話コミュニティではないコミュニティに属するには?

 

活発な質疑応答のおかげで、多くの気づきがある、視野が広がる時間になりました。

たくさんのご質問いただき、ありがとうございました。

参加者の皆さまからの感想

終了後アンケートを実施させていただき、ご参加いただいた皆さまから感想を頂戴しました。

その一部をご紹介いたします。

 

・そもそも聴覚の支援機関があることを知らなかった

・聴覚の支援機関があるということが知れて良かった

・こどもの就労についてもしっかり考えていきたいと思った

 

atGPジョブトレ大手町は、全国的に珍しい聴覚障害の就労支援施設として、就労・就職についてお悩みの方々に弊所の情報が届くよう、これからも広報活動に励んでまいります。

 

筑波大学附属聴覚特別支援学校の皆さま、またご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

 

 

支援機関、クリニック・病院、大学・短大・専門学校の皆さま*****

20年以上にわたる障害者の就労支援の経験にもとづき、支援機関、クリニック・病院、教育機関等、貴所に出張し、就活における疑問や悩みに合わせたセミナーを無料で実施しています。

内容は、障害者採用をする企業が求めていること、障害者雇用と一般採用の違い等、オーダーメイドで承ります。

     

 

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atGPジョブトレではいつでも無料で見学や体験を受け付けております。

お気軽にお問い合わせください。

 

               

                         

 

 

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