卒業生 Sさん(パニック障がい・ADHD、20代男性、通所11カ月、大手レジャー会社に就職)

私は平成284月ごろにatGPジョブトレ梅田 うつ症状コースに通所を始

め、8月に開所したatGPジョブトレ梅田発達障害コースに移籍し、平成29

2月まで通所しました。

 

私は、中学生の頃に発症したパニック障がいの影響で数々の生活上の困難

を抱えていました。学校の授業が苦手で、いつも余計な心配をしてしまい、

内容に集中することができなかったため学生時代に良い思い出がありませ

んでした。

学校を何とか卒業しても、就職できそうな仕事は限定されていたので、そ

の状況を打開できることには何でも試してみましたし、「時が来れば耐え

がら仕事をするしかない」とも思っていました。

 

そんな折に、ネット上でatGPジョブトレを知り、問い合わせたところ「精

神障害者保健福祉手帳が無くても利用できる場合がある」と言われたので

通所を始めました。

これまでに障がいを持つ方と一緒に何かをする機会がなかったので友達に

なれるのかと不安を持っていましたが、通所者は社会人経験を持っていた

り、健常者と一緒に学校生活を送っていた人が多かったので普通に接して

いくことで友達になることができました。そして私自身も通所を続けるう

ちに発達障害の診断を受け、それによって精神障がい者福祉手帳を取得し

ました。

 

通所を通じての変化として、まず、atGPジョブトレでは、意識の変化に

着目した研修を受け、自身の障がいに対する接し方が変わりました。さら

atGPジョブトレでは仮想業務をこなすことで多くの仕事を体験すること

ができました。それによって仕事の向き不向きから企業の選択をすること

ができました。

 

就職活動を開始してから、まずは複数の職場の実習にいきました。

障がい者採用に積極的な企業は事前に実習を行っているところが多く、

自分に合っているのか判断できる点で不安を少なくすることができるので

私は実習ができる企業を狙って応募をしました。

 

その際には、併設しているアットジーピーさんのサービスを受け、本当に

私と企業の価値観が合っているのかを客観的に判断していただいたり、採

用担当者さんが代わりに調整していただいたことは今でも感謝しています。

その結果、実習を経て内定をいただくことが出来ました。

実習中は特に「様々な方のサポートを受け、ここまでこれたのだから体調

を崩さないようにしよう」と思い、インフルエンザ対策などの体調管理を

大切にしました。

 

これまでは周囲と比べて「自分だけが置いていかれている」と感じ自信を

失っていましたし、「自分に仕事があるのか」といつも悩んだりしていま

した。

今回やっと仕事が決まったので、このチャンスを活かすためにも多少の困

難を乗り越えて長期的な就労を実現させたいと思います。

 

atGPジョブトレ 公式HP :https://www.atgp.jp/training/
お問い合わせ・見学・相談:https://www.atgp.jp/training/inquiry

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