卒業生 Bさん(広汎性発達障害・ADHD、40代女性、通所6ヵ月、WEB制作職にて活躍)

<通所を決めるまで>

私は数年前に抑うつ・広汎性発達障害(PDD-NOS)・ADHDの診断

を受けました。それまで漠然とした生きづらさは感じていたものの

それを障害だと自覚しないままクローズで働いていました。しかし、

あるとき体調を崩したのをきっかけに障害者枠での就労を視野に入れ、

atGPジョブトレ梅田に通うことにしました。

いくつかの施設から、ここに決めたのは、客観的な視点でスキルや

特性について伝えるプロフィールシートを発行してもらえることと、

確かな就職実績があったからです。

 

<再就職を目指すプログラムの中で障害を自覚>

うつ症状の人のための「atGPジョブトレ」と発達障害専門の「atGPジョブトレ」。

どちらに通うか迷いましたが、当時抑うつ症状は寛解していたこと、

今まで無自覚だった発達障害についてもっと深く知りたいという思い

からatGPジョブトレを選びました。

atGPジョブトレでは、職業スキルを高めるとともに自身の得意・不得意を

知る一助となる職業トレーニングを始め、再就職のための多彩なプログ

ラムを受講しました。

atGPジョブトレうつ症状コースと発達障害コースは同じフロアにあり、

普段はパーテーションで区切られていますが、必要に応じてお互いの

研修を受講することもできました。

それらのプログラムをこなし、職員の方と面談を重ねる中で、自身が

只ならぬネガティブ思考の持ち主で自己肯定感が低いこと、発達障害に

特性として脳のワーキングメモリの容量が人より少ないことを、ようやく

自覚できました。

 

<就活フェイズ>

入所から2か月後、就職アドバイザーの方にサポートいただきながら

就職活動を開始し、紆余曲折ありながらも就職活動4ヶ月目に希望して

いたWeb制作職の内定を得ることができました。事務職の求人が大半を

占める現実にあって、担当職員の方から適宜アドバイスをいただけたことは、

とても感謝しています。

 

<通所を振り返って>

 半年間の通所を経て、私は自身の障害と向き合い、未来を生きるための

考え方や行動を身につけることができました。例えば、ストレス源となる

出来事に出遭ったときも、客観的な視点で事実だけを捉え、悩みが深みに

はまる前に気持ちを切り替えられるようになりました。

また、以前は人並みでありたいがために苦手なことも必死で取り組み、

空回りしていましたが、今は素直に、好きなことにかかわって心を満たし、

自己肯定感を高めていきたいと考えるようになりました。

atGPジョブトレでの半年間は、自身の障害に無自覚だった自分が、その障害と

向き合い、受け入れるために必要な時間だったと改めて思います。言葉に

できない生きづらさを感じていた日々の中で、今までとは違う1歩をよう

やく踏み出せた思いです。

障害を抱えたことで、将来が立ちゆかなくなっている方、本当に自分に

合った仕事を探したい方、少しだけ勇気を出して体験通所していただければ

と思います。

 

atGPジョブトレ 公式HP :https://www.atgp.jp/training/
お問い合わせ・見学・相談:https://www.atgp.jp/training/inquiry

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