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atGPジョブトレお茶の水では、統合失調症コース・難病コースの2コースがあります。そこでは日々様々な研修を行っています。
今回は「ストレスマネジメント研修」についてご紹介いたします。
「ストレスマネジメント研修」の目的は、ストレスに適切に対応する方法を知り、気持ちを軽くすること、です。
就労の準備のためには、就職活動中や日々のストレスに対処していく必要があります。また、ストレスに対処する力を身につけることで、就労後も安定して勤め続ける助けになります。
6月から7月にかけては、「ABC理論」を通じてストレスマネジメントを学びました。
ABC理論とは
ABC理論は、アルバート・エリス(Albert Ellis)が1955年に提唱した「論理療法」の中心となる概念です。
論理療法とは、考え方を変えることで、心の問題の解消を目指す心理療法です。
具体的には、自分がストレスを感じる出来事があった際に、「出来事」「信念」「結果」に分けて整理します。自分の不適切な信念、すなわち思い込みや偏った考えによって、自分がストレスを感じていないかを検討し、不適切な信念を修正することで心の問題の解消を目指します。
研修では座学だけでなく、個人ワークで自分の悩み事をABC理論に当てはめて対処を考えたり、グループワークでお互いにストレスへの対処方法を学びあったりしました。
また、ABC理論は、障害や症状が原因のストレスについても、活用できる理論です。障害や症状についての悩みを整理することは、就労に際し企業に伝える配慮事項を考えることにも繋がります。
研修を受けた利用者の方からは「ABCDE理論が自分の関係妄想にも応用できそうで、気持ちが軽減されればいいなと思いました。考え方に柔軟性を持たせることの重要性を改めて気づかされました」「日々の中でこのABCDE理論を活かしていきたいです。私は心理的ストレッサーを自分で増やしてしまう癖があるので、思考のクセを変えていくのはとても大切だと思っています。面白くて為になる研修をありがとうございます。」と感想を頂きました。
ジョブトレお茶の水では、ABC理論のみならず、様々な方法や理論を通して、その方に合ったストレスマネジメントを身につけることを大切にしています。臨床心理士の施設長をはじめ、様々な専門性を身につけた職員が利用者の皆様をサポートいたします。
興味をお持ちの方で、通所を検討されるかたは、HPより見学・体験を受け付けております。
atGPジョブトレ 統合失調症コース
https://www.atgp.jp/training/course/togo
atGPジョブトレ 難病コース
https://www.atgp.jp/training/course/nanbyo
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