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新年が幕を開けましたが、ニュースでは仕事始めの日に「退職代行サービス」の利用者が急増したという話題が大きく取り上げられていました。
ある退職代行サービスでは、通常の約3~5倍の依頼があったとの報道もありました。
長期休暇中にこれまでの働き方や人生を冷静に見つめ直した結果という側面もありますが、心理学的・医学的な視点から見れば、「正月病」や「1月病」が引き金となり、正常な判断が難しくなっているケースが少なくないのです。
では、なぜ1月はこれほどまでに心が不安定になりやすいのでしょうか。
その鍵を握るのが、私たちの脳内で感情を安定させる働きを持つ「セロトニン」という神経伝達物質です。
セロトニンは太陽の光を浴びると生成されます。
しかし、冬は日照時間が短いうえに、正月の長期休暇中は家の中で過ごす時間が長くなったり、朝起きる時間がいつもより遅くなったりと、日光を浴びる機会が激減します。
そのため、冬の休暇明けはもともと「脳のスタミナ」が枯渇しやすい状態にあります。
そこへ仕事のプレッシャーという急激なストレスが加わると、脳内の神経伝達バランスが崩れ、無気力、不安感、集中力の低下といった「1月病」の症状が強く現れるのです。
これは精神医学の分野でも「季節性感情障害」や「適応障害」に近いメカニズムとして理解されており、決して個人の「やる気」や「性格」の問題だけではないのです。
この「1月病」の波を乗り越え、メンタルを健やかに保つためには、まずは「脳のコンディションを整える」という意識を持つことが大切です。
効果的なのは、朝起きてからベランダに出るだけでも良いので太陽の光を浴びることです。
これによりセロトニンの合成がスイッチオンになり、夜の良質な睡眠に繋がる「メラトニン」の分泌もスムーズになります。
また、心理的な対策としては「新年の目標設定をあえて低くする」ことをお勧めします。
「今年こそは」と高い目標を掲げがちな時期ですが、心に負荷がかかっている時に高すぎるハードルを課すのは逆効果です。
まずは「決まった時間にデスクに座れた」「メールを一通返せた」といったスモールステップを積み重ね、自分に加点していく「セルフ・コンパッション(自分への慈しみ)」の視点を持つことが、メンタルを守る防壁となります。
もし、朝起きようとすると動悸がする、夜眠れない、あるいは「今すぐ消えてしまいたい」といった強い苦痛が続く場合は、それは一時的な甘えではなく、専門的な治療が必要なサインかもしれません。
まずは心療内科の受診やカウンセリングを利用し、第三者に重荷を分かち合う勇気を持ってください。
1月は、枯れ木が春を待つように、エネルギーを蓄える時期です。
無理にエンジンを全開にする必要はありません。
まずは自分自身の心のアラートに耳を傾け、ゆっくりと日常のペースを取り戻していくことから始めてみましょう。
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