卒業生 Eさん(広汎性発達障がい・ADHD、20代女性、通所4ヵ月、大手メーカーグループ企業に就職)

■通所するまで

私が発達障がいだと分かったのは、1年程前のことでした。学生時代のときは、臨機応変に接客が出来ないことや人の話し声が聞き取りづらいことから自分の努力不足だと考えていました。その当時は発達障がいという言葉自体知らなかったです。

 

社会人になって、発達障がいだと発覚して今までの経験から障がい者雇用も考えたほうが良いのではないかと思うようになりました。そのことから、就労移行支援を利用したいと思いました。

 

なぜ、atGPジョブトレにしたのかというと、発達障がい専門の事業所であることと、職員の方の対応が親身であること、就職のサポートがあることがあげられます。「今回で最後の就職活動にしよう」、「あなたなら100%就職出来る」というある職員さんの言葉が印象に残り、ここにしようと思いました。

 

■通所から内定を頂くまで

 まず初めは、週4日午前だけ通所しました。何故かというと、私の地元から新幹線で通う必要があったため、当初は体力的に厳しいものがありました。徐々に、午後も通うようになり、最後には週5日で午前・午後も通うことができるようになりました。

 

研修に関しましても、PC研修では不安だった関数の復習をすることが出来ましたし、ストレスマネジメント研修ではストレスについて考えることが出来ました。就活研修やビジネスマナー研修では、就職活動の対策や電話対応の練習等もすることが出来ました。職業トレーニングでは、事務職での様々な仕事を体験することが出来て、中にはチームで取り組んだものもありました。パワーポイントの作成は今までは機会がなかったのですが、スキルと同時に人前で発表する自信が身につきました。

 

又、就職活動に関しましては、職員の方に応募書類を添削して頂いたり自分の障がいの特性が把握できるプロフィールシートの作成をして頂いたりしました。私は面接が苦手であったため、障がい特性や配慮事項、前職の退職理由等が上手く言えるように面接対策をして下さいました。そして、ご縁があったことから企業様から内定を頂くことができました。

 

■終わりに

 通所当初は、仕事や人付き合いに自信をなくしていた私ですが、今では自信を取り戻し、職員の方から「表情が明るくなったね。」と言われる様になりました。私の場合、家族以外の他人と関わっていないと他人を恐れるようになるのだと実感しました。

 

職員や利用者の方達には、感謝の気持ちで一杯です。これからも定着支援で援助して頂きながら、仕事を末永く続けていけたら良いと思います。4ヶ月間、atGPジョブトレ秋葉原第2で過ごした日々は自分の財産であり、決して忘れません。最後に、改めまして職員、利用者の方達、ありがとうございました。

 

 

(職員から)

 新幹線通所をよく頑張りましたね。Eさんの良さは、行動力と社会に役立ちたいという志の高さです。その良さは生かしながら、落ち着いて業務に取り組まれてください。自分らしく、自然体で。ご活躍の報告を、楽しみにしています!

 

atGPジョブトレ 公式HP https://www.atgp.jp/training/
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