私は、このatGPジョブトレ秋葉原第2に来る前は、地元の就労継続支援B型施設にいました。
そこでは、作業に問題はないものの、体調の不安定が目立っていました。同施設に就労移行支援サービスはありましたが、プログラムの内容は軽薄で、自分の特性にあっているものではないと直感的に判断しました。どうすればいいのか悩んでいた時に、インターネット上で検索して見つけたのが、「就労移行支援事業所atGPジョブトレ」でした。発達障害専門の支援機関と書いてあり、藁をもすがる思いで飛びつきました。その後、体験通所を通じて「atGPジョブトレ秋葉原第2」への通所が決まりました。これでようやく自分の障害や特性に合った仕事を見つけることができると思っていました。
しかし、そこからが本当の地獄の始まりでした。
体調が安定せず、不眠や昼夜逆転に悩まされ、自暴自棄になりました。どんなに改善を試みても安定せず、通所やプログラムに参加することすらままならない状態でした。「何のために、ここを選んだのか」と本気で悔やみました。そんな時、職員の提案により、「リハビリ通所(17:00~18:00)」という枠を設けてもらいました。この「リハビリ通所」を繰り返し行うことで、徐々に体調の安定や不眠・昼夜逆転を解消していき、プログラムに参加ができるまでに回復しました。
そしてプログラムを通して「自分らしさ」「ありのままの自分を出す」ことを学びました。
プログラムの内容は、自分の苦手分野が多くて、落ち込むことが多かったのですが、周囲に助けてもらい、徐々にその苦手を解消することができました。そんな日々の中で思ったのは、「自分は机に向かってやる仕事より、体を動かす仕事の方が向いている」ということでした。自分の周囲は皆、就職していくなかで、私だけが取り残されていき、気がつけば最年長になっていました。1年弱経った頃に、ようやく私も就職活動を始めて、12月半ばに内定をもらうことができました。本当に嬉しかったです。
atGPジョブトレは、自分の可能性や特性を見極めることができる最高な場所であり、それをバックアップしてくれる素晴らしい職員の方たちがいます。どうか自分を偽らず、ありのままの姿で過ごしてほしいと思います。そして、働くことだけに固執せず、「自分らしい生き方」を、このatGPジョブトレを通して見つけていって下さい。最後に、これまでお世話になった職員や利用者の皆さん、今日まで至らない自分をサポートして頂き、本当にありがとうございました。
atGPジョブトレ 公式HP :https://www.atgp.jp/training/
お問い合わせ・見学・相談:https://www.atgp.jp/training/inquiry
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