卒業生 Sさん(広汎性発達障がい・ADHD、30代男性、通所9カ月、大手商社に就職)

私は平成285月ごろにatGPジョブトレ梅田 うつ症状コースに通所を始

め、atGPジョブトレ梅田 発達障害コースが併設された同年9月からはat

GPジョブトレ梅田 発達障害コースに平成292月まで通所しました。

 

通所を始めるまではA型就労継続支援事業所で働きながら障がい者枠での

就職活動を行っておりましたが、就職活動がうまくいきませんでした。

の折に、登録していた転職サービスであるatGPのつながりでGPジョブ

トレのことを知りました。取引先企業が多く見えたことと、その時点の

実績で二年間の利用期間満了での退所者がいないと聞いたことから、障

がい者の就職活動についてのノウハウがあるのでは、と考えて通所を決

めました。

 

また、通所の目的の一つとして、自分の考え方の癖を見つめたいということ

もありました。私は自分の考え方や価値観が絶対的なものだと思い込みがち

です。例えば、30歳くらいの男性なら~くらいの収入があって、~くらいの

社会的地位を持っているべきだ、といった考え方です。その価値観に沿って

いない自分自身をその時はあまり受け入れられておりませんでした。

 

通所してストレスマネジメント研修を受けたり、利用者の方々と話し合内に

少しずつではありますが、そういった考え方が絶対的ではないと思えるよう

になっていきました。

また、個人的に様々な障がいの特徴を調べるうちに、世の中には色んな境遇

の人たちがいて自分のちっぽけな物差しで判断できることはむしろ少ないと

感じ、以前よりはフラットな視点で自分のことを徐々に見つめられるように

なったと思います。

 

atGPジョブトレ梅田 発達障害コースに移ってからは、Todoリストを用いた

タスク管理の重要性など実際の職場で自分に必要なことが多く分かり、非常

に有意義な時間を過ごせました。

仕事をする上で私が苦手とすることとして、報連相・予定を立てること、複

数の業務を管理しながら処理していくことがありました。そのため、仕事が

できていないときの報連相や、進捗管理、ルーティン業務をし忘れないため

の工夫をするということの不可欠さを実感できたことは、私にとって大きな

収穫だったと思います。

 

通所を継続して職員の方々からの指導を受け、利用者の方々からもアドバイス

をいただき、できることが少しずつ増えていくうちに気力が充実していきました。

前向きな人生を築きたい、そのためにいい仕事をやってみたい、という気持ちが

強くなったことは私にいい影響をもたらしてくれたと感じています。

 

他の方々もそうだと思いますが、私にとって就職はスタートであってゴールでは

ありません。長期的な就労を実現させてよい生活を送るために、少しずつでもで

きることを増やし、自分の気力をさらに充実させていきたいと考えております。

 

私にとって利用者の皆様はお互いを高め合える存在であると強く感じましたので、

(就職者が集まる事業所内の)懇親会を通じて意見の交換等をこれからもやって

きたいと思っております。

最後に、関係者の方々にお礼をさせていただきます。職員及び利用者の皆様には

9ヶ月間大変お世話になりました。本当にありがとうございます。

 

atGPジョブトレ 公式HP https://www.atgp.jp/training/
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