面接では、マナーや立ちふるまいも選考に影響します。ここでは、面接で好印象を与えるマナー、態度、話し方をご説明します。
面接は、一般的に次のような流れで進みます。
面接中はもちろんのこと、訪問や入室・待機中の様子も選考に影響することを覚えておきましょう。
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好印象を与えるマナー
①受付時のマナー
- 会場には、10分前に到着しましょう。
- その他、受付方法については企業からの案内に従うようにしましょう。
- 受付では、以下のようにハッキリと要件を伝えましょう。
「お世話になっております。
本日○○時より、中途採用面接のお時間を頂いております○○と申します。
人事ご担当の○○様にお取り次ぎをお願いいたします。」
＜NG事例＞
- ・10分以上前等、早すぎる訪問
- ・冬場、コート等を着用したままの訪問
- ・携帯電話の着信設定を「サイレントモード」「電源OFF」にしていない
②待機・入室時のマナー
- 待機中は緊張感を忘れないようにしましょう。
- 部屋に案内されたら「ありがとうございます。」とお礼を述べてから入室します。
＜NG事例＞
- ・待機中、足を投げ出す、憮然とした表情でいる、スマートフォンで遊ぶ、室内をうろうろするといった行動は避けましょう。
- ・入室後、案内の方が退出するまでは、着席しないようにしましょう。
③面接中のマナー
- 面接官が入室したら、まずは起立します。
- 面接官が完全に入室し、自分を見たタイミングで自分からあいさつをします。
「○○○○と申します。本日は面接の機会をいただきましてありがとうございます。よろしくお願いいたします」
- 言い終わった後にお辞儀をすると丁寧です。
- 面接官から着席を促されたら「失礼いたします」と言い、椅子に移動し着席します。
＜NG事例＞
- ・面接官入室時、自分が着席しているのは失礼にあたります。（障害により立ち上がることが難しい場合は、その限りではありません。）
- ・あいさつ時、名前を名乗り忘れる人が多いので注意しましょう。
④退室時のマナー
- まずはと椅子に座ったままお礼を言いましょう。
「本日は、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。」
- 面接官に、出口やエレベーターまで誘導いただく際は、少し後ろを歩きましょう。
※他の社員とすれ違ったときは、軽く会釈しましょう。
- 出口に到着、もしくはエレベーターに乗ったタイミングで、しっかりと面接官に向き直り、お礼とあいさつをします。
「本日はどうもありがとうございました。よろしくお願いいたします。」
面接での態度と話し方
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態度
次の点ができているか、鏡を見たり録画したりして確かめてみましょう。
- 背筋は伸びていますか？
- ハキハキと聞き取りやすい声で話していますか？
- 棒読みになっていませんか？
- 相手の目を見て話していますか？
- 笑顔ですか？
話し方
結論から話すようにしましょう。
その後に、理由や具体的な内容を説明しましょう。
「（結論）です。なぜなら・・・」
「（結論）です。具体的・・・」
理由や経緯から話し始め、最後に結論を持ってくる話し方だと、面接官にとっては何が言いたいのかを理解するまでに時間がかかってしまいます。
よくあるご質問
Web面接の場合に注意すべきマナーはありますか？
Webだと顔の表情や反応が伝わりづらいため、リアクションや声の大きさは普段の1.5倍を意識しましょう。
その他、Web面接については、次の記事にも詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。
Web面接（オンライン面接）受検者の体験談に学ぶ！Web面接のコツ～場所・話し方・服装・目線～
遅刻しそうになった場合はどうすればいいですか？
まず、どのような事情があっても遅刻しないことはビジネスマナーの大前提です。
どうしても遅刻をしてしまう場合は、遅刻することが分かった時点で、すぐに連絡しましょう。
連絡手段は電話が望ましいです。やむを得ない場合はメールで対応しましょう。
連絡時に伝えること：例
「本日○時から面接の予約をしている○○と申します。採用担当の○○様はいらっしゃいますでしょうか？」
（相手が替わったら）
「電車（○○線）が遅れておりまして、到着が遅れてしまいそうでしたので、ご連絡させていただきました。
貴重なお時間を作っていただいたにも関わらず、ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
○時○分には到着できる見込みですが、
本日面接を受けさせていただくことは可能でしょうか。」
いかがでしたでしょうか。
事前に練習を行って、安心して面接当日を迎えられるようにしましょう。
