目次
・なぜ3月30日なのか。ゴッホの物語・「世界双極性障害デー」設立の背景と国際的な目的
・最後に
ようやく春の光が暖かく感じられる季節になりました。
就労移行支援の現場でも、新しい環境への一歩を準備する利用者の皆さんの熱気が伝わってきます。
さて、今月3月30日は、メンタルヘルスにおいて非常に重要な国際記念日「世界双極性障害デー(World Bipolar Day)」です。
今回は、この日がなぜ制定されたのか、その背景にある物語についてお話しします。
この日の日付は、オランダが生んだ天才画家、フィンセント・ファン・ゴッホの誕生日に由来しています。
ひまわりや星月夜など、強烈な色彩と情熱的な筆致で知られるゴッホですが、その生涯は激しい感情の波との闘いでもありました。
ゴッホの死後、彼の手紙や記録を現代の医学的視点で分析した結果、ゴッホは「双極性障害」であった可能性が極めて高いと考えられています。
圧倒的なエネルギーで作品を描き上げる「躁」の時期と、深い絶望の淵に沈む「鬱」の時期。
その波の中で苦しみながらも、彼は人々の心に響く美しさを創造し続けました。
彼の誕生日にこの日を定めたのは、双極性障害が持つ「苦難」だけでなく、当事者が持つ「創造性」や「一人の人間としての尊厳」に光を当てるためでもあるようです。
世界双極性障害デーは、2014年国際双極性障害財団、国際双極性障害学会、およびアジア双極性障害ネットワークにより定められました。
その最大の目的は双極性障害への理解を深め、世界中から「スティグマ(社会的偏見)」をなくすことです。
双極性障害は、単なる「性格のムラ」や「気合の不足」ではなく、脳の生物学的な機能に関わる疾患ですが、世間ではまだ「気まぐれな人」「コントロールができない人」といった誤解が根強く残っています。
この記念日を通じて正しい知識を世界中で共有し、当事者が不当な差別を受けることなく、適切な治療とサポートを受けながら社会参加できる世界を目指しています。
ゴッホが描いた絵画が今もなお世界中の人を勇気づけているように、双極性障害を抱えながら社会で自分らしく輝いている方はたくさんいます。
しかし、そのためには「波」との上手な付き合い方と、周囲の理解が欠かせません。
次回のブログでは、私たちが知っておくべき「双極性障害のポイント」について、より深く掘り下げていきたいと思います。
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